国際的な人権団体[ヒューマンライツウォッチ
(HRW)]は、7月下旬に韓国のデジタル性犯罪を
テーマにした90ページの報告書を発表した。
報告書のテーマは[私の人生はあなたのポルノ
ではない]としている。
報告に当たって、HRWのディレクターは、
[公衆トイレや女子更衣室の隠しカメラが流行
しているのは全世界で韓国が唯一だった。
そんな動画を販売する市場が形成されている
国も韓国以外に見たことがない]と述べて、
韓国人による性犯罪の被害者12人の深層
インタビューに基づき、韓国の政策や法律、
制度の問題点を指摘した。
被害者の女性たちには[レッテルの恐怖]に
苦しんだり、無性愛者になったり、自殺を
考えたりした人や韓国を離れた人も居た。
また、ディレクターは[解決策を探るため、
韓国の幾つかの国家機関に面談を申し入れた。
青瓦台、国会、女性家族部、教育部、警察庁、
大検察庁、大法院…。しかし、会ってくれた
のは放送通信委員会だけだった]という。
文書に回答したのも女性家族部程度だった。
そして、韓国政府には失望したとしている。
10月には、シンガポールで女子トイレの中の
様子を違法に撮影した韓国人男性に実刑が
宣告されており、この28歳の男は、2018年
6月にシンガポールで開催された米朝首脳
会談の際には、通訳として勤務していた。
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