古から、太陽に当てればばい菌は居なくなると
言われてきたが、これも光触媒によるものか。
光触媒はとは、光(一般的には紫外線)を当てると、
化学反応を促進する物質として、[二酸化チタン]
などが良く知られている。
化学反応によって発生した活性酸素が空気中の
菌やカビなどに作用して、その分子構造を破壊、
水や二酸化炭素に分解して無害化する。
光触媒を、接着溶剤を使わずに、他の金属と
混ぜて、基板にコーティングすることで、
太陽光などの紫外線だけでなく、LEDや
蛍光灯でも反応できる手法が開発されている。
この手法を用いた衛生対策が、医療機器などや
医療現場で応用が可能になったことで、評価が
高まり、製品への問い合わせが増加している。
例えば、空気中に漂う細菌やウィルスは、
時間と共に床上に落下するが、床材に光触媒の
効果を備えた材料を使用することで効果が出る。
医療施設では、床の上に居る100万個の大腸菌を
3時間で100個以下にすることが出来ただけで
なく、病院特有の嫌な臭いも無くすことに
役立っているとの評価も出ている。
介護や医療施設にとっては、大いに歓迎すべき
効果を発揮する光触媒応用だ。
既に、医療施設でのタイルや高速道路の
照明カバーなどでは利用が進んでいる。
コストパフォーマンスも高いと言えそうだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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