世界で最も大きな借金漬け会社と言われた
中国恒大集団のパンクが10月20日頃には、
はっきりとするという。
先月からの時間稼ぎの間に、習近平はどの
程度まで軟着陸できる整理方法に手を打って
来たのかも明らかになるだろう。
ホワイトナイトに、かっての毛沢東時代の
南の将軍、葉剣英に連なる不動産企業の
名前も出てきているが、100万人を超える
前払い金を払って住宅の引き渡しを待っている
人の救済には、朗報となるかもしてないが、
債券保有者や株主は自己責任で切り捨てに。
だが、中国経済と社会にとって、大変なことに
なって来ているのが、住宅を買う人が居なく
なってしまい、皆が様子見の状態であること。
既に、銀行から締め上げられている不動産
企業は、運転資金に窮して物件の投げ売りに
走れば、6500万戸余っている空き家の値崩れで
尋常ではない事態になる。
住宅が売れなければ、地方政府が財政の4割
以上も頼っている土地の使用権が売れず、
地方政府が破綻する事態になる。
党中央は、国有企業や銀行に地方政府支援の
ために土地の購入をけしかけているが、
土地だけ買っても資金を寝かすだけのこと。
国有銀行が、国の土地を買って、地方の
政府を助ける構図とは一体どういうことや。
中央銀行の人民銀行が、人民元をどんどん
刷って地方政府に送り付けるということか。
人民元発行の裏付けは、国の保有する米ドル
だから、人民元は暴落で一巻の終わり。
地方政府の金不足を、民間の富裕層から
第3の税金として、「寄付」の名目の上納金で
穴埋めするセコイ方針を打ち出している。
寄付金を出さなければ、会社は乗っ取られて
経営者は放り出されることに。
共同富裕で、国民皆が中流の生活ができる
社会を造るのが目標というが、そんな社会で
誰がやる気を出して仕事に励むことができる
のか判っていないのが、お金をしこたま貯め
込んでいる党幹部、頭がコンクリートの連中だ。
共産主義は理想だが、毛沢東はそれで失敗した。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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