10月13日、英大手紙が日本のコロナ感染者
数の急減について、驚くべき成功例だと報道。
記事では、8月20日には2万5000人超を記録した
後には、10月中旬には2%程度にまで減少した。
8月前後の最悪期の混乱について、病床不足に
より自宅療養を余儀なくされる人々が現れた。
また、当時の菅首相が、五輪開催を強行した
ために支持率の低下と退陣を招いたほか、
首都近郊の緊急事態宣言を長期化させる要因
にもなったとも指摘している。
減少の理由については説明がないが、2つの
要因が大きく影響した可能性があるとみている。
1つ目は、ワクチン接種の浸透。
日本は接種の開始時期こそ諸外国に遅れたが、
現在では人口の約65%がワクチンの2回接種を
終えていることが新規感染を食い止めた可能性。
2つ目は、マスク着用への抵抗感の少なさ。
日本人は、パンデミック以前から風邪やイン
フルエンザなどの予防でマスクは習慣化して
おり、着用に抵抗が少ないも要因の一つとする。
他の英紙も[日本のコロナ件数が謎めいた減少を
みせた]とし、他のアジア諸国において厳しい
状況が続くなかで特異な例になっているとする。
疫学を専門とする大学教授の話として、デルタ
株は急速に感染拡大する特性をもつが、感染の
収束も早いのだと指摘。
インドにおけるデルタ株の第1波でも、同じく
急激な拡大と収束がみられたと指摘し、日本の
急速な感染者数減少は特別な驚きではないとする。
英国が日本に学ぶべき点として、新型コロナの
死者数が、日本は英国の倍の人口でありながら、
英国の7分の1未満となっていること。
理由の一つとして、日本は人口あたりのCT
スキャナー配備数が世界で最も多く、肺の
異常を早期に発見しやすいことを挙げる。
100万人あたり111台を確保している日本に対し、
英国は9台に留まるほか、体外式膜型人工肺
(ECMO、エクモ)の配備数や病床数が多いこと。
一方で、医師と看護師の数は他のG7諸国よりも
少ないとの指摘も。
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