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2021年10月8日金曜日

恒大集団破綻問題より影響が大きい電力不足

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ハンゲッショウ



習近平の面子をかけた北京オリンピックでの

青空回復に備えた石炭使用制限、二酸化炭素

排出規制、更には国内炭鉱への採炭停止指示、

豪州石炭輸入禁止など、国内エネルギーの

6割ほどを石炭に頼る中国国内産業にとって

電力不足は、世間を騒がせている恒大集団の

経営行き詰まり問題より、中国経済だけでなく

世界経済への影響が大きいと、日米の投資

会社が指摘している。

全国の20を超える省や市の生産企業が停電に

より操業停止や減産の影響を受けている。

停電や電力供給制限により鉄鋼やアルミ、

セメントの生産やインフラ建設に直ちに影響が

及んでいるだけでなく、電力多消費型の銅や

アルミなど非鉄金属メーカーの株価は、9月に

15%ほど下落、鉄鋼企業では20%の下落も。

株式市場では、これらの業界だけでなく、

化学品や自動車、海運などが大きく下落。

一方、再生可能エネルギー関連株は急上昇。

製造業の中心地である広東省や浙江省、江蘇

省などの中小の民間企業の多い地域への打撃も

大きく、クリスマス商品や自動車部品製造など

での減産の影響は、海外にも及んでいる。

信号機が消えていることよりも、厳冬期を

目前に暖房がどうなるかに国民の不安が募る。

 健康と安心のメタボへの備えは?









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