2015年5月、ロシアの天体望遠鏡が、地球から
約94光年離れた恒星系で発信されたとみら
れる「非常に強い信号」をとらえた。
太陽とよく似た「HD164595」という
恒星の近くから届いたとされる。
信号を発した文明は、地球人類の一つ上の
文明に所属する、その惑星を含む恒星系の
全エネルギーを活用できるレベルに在るとする。
地球外生命体の発見をめざす[SETI研究所]は
米カリフォルニア州の電波望遠鏡網を使って
恒星を調べている。
だが、信号の観測は今のところ1回限りで、
その後確認されていない。
2021年10月、オーストラリアのシドニー大学の
研究チームが銀河系の中心からやってくる
正体不明の電波信号を捉えたと発表した。
信号が、最も変わっているのは非常に偏光性が
高いという特性を備えていることで、その光は
一方向にしか振動しないが、時間がたつと
方向が入れ替わるという。
この物体は、座標に因んで[ASKAP J173608.2
-321635.]と命名された。
研究者は[この物体の特異性は、最初は目に
見えず、それから明るくなって徐々に消滅し、
再び出現する点にある。この挙動は並外れて
いる]と説明する。
今回の現象は、豪州のマーチソン電波天文台
電波望遠鏡ASKAPで発見されたが、後に
感度の高い南アのMeerKATを使って数週間
ごとに15分間の観測を行い、信号は捉えたが、
発信源の挙動は激変していて、ASKAPの観測
では何週間も続いていた発信源は1日で消えた。
建設中の世界最大の望遠鏡スクエア・キロ
メートル・アレイ(SKA)などを使えば、この
謎は、解けるかもしれないと期待する。
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