地球の隣に存在する火星には、既に探査機が
送り込まれ、水が存在したことを確認して、
今は生命と文明の痕跡を求めて活躍している。
反対に、地球からは火星より最短距離では
3割も近い金星には、火星ほど人気がない。
1962年に、米国NASA(航空宇宙局)が接近
飛行に成功した。
ソ連は、前年の1961年にロケットが故障して
失敗し後、1970年に金星上に軟着陸させて後、
8回も軟着陸させて、金星表面の撮影や岩石の
成分分析などを行っている。
NASAは、金星の環境が高温高圧であるため
着陸をあきらめて、89年に周回軌道からの
観測を行う探査機を送った。
NASAは、35年ぶりとなる新たな2028年と
30年に2機の探査機打上げ計画を発表した。
1機目は、金星の大気を探る周回衛星で、
2機目は探査機を金星の地表に着陸させる。
金星は、過去には気候も地球のように温暖で、
海もあったが、温暖化が進んだ結果、水が
蒸発してしまい、現在の地表温度460度、
92気圧という生物が生きられない世界に。
時速360Kmにも達する強風が吹き荒れる
高温有毒の環境になっている。
温暖化による変化が起きる前は、数十億年に
わたって安定した気温を維持し、水も存在。
NASAの計画では、惑星が長期間にわたって
海を失った場合に何が起きたのか知ることも
今回の計画の目標の一つ。
金星は、地球温暖化の明日の姿だという説も
出されているだけに、注目が集まる。
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