10月20日午前、阿蘇山が噴火し、噴煙が
火口から3500mの高さまで上がったほか、
火砕流が1Km以上流れ下ったのが確認された。
この噴火で、死傷者は出なかったが、火砕流が
火口の西の方向へ1・3Km流れ下り、大きな
噴石が火口の南900mまで飛んだ。
気象庁は、火口周辺警報を発表し、噴火警戒
レベルを[入山規制]を示す[3]に引き上げ、
中岳第一火口から、おおむね2キロの範囲では
大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。
火砕流の発生は、2016年10月の噴火以来で、
この時は噴煙が海抜1万1000mに達した。
また、8月13日に噴火した小笠原諸島の海底
火山[福徳岡ノ場]では、35年ぶりとなる新島が
出来たが、1ヶ月後の観察では東側が海没し、
西側も10月半ばまでに3分の1に縮んでいた。
気象衛星による観察では、8月15日までに
噴煙は高さ1万6000mにも達しする大きな
噴火をし、その後も溶岩を噴出し続けているが
専門家は、新島として残るは難しいという。
1904年と14年、86年にも新島ができたが、
いずれも短期間で海没している。
今回の噴火では、周辺の海上には、多量の
軽石が浮かんでおり、観測では長さが100Km,
幅が13Kmほどにもなって西方に流れている
のが観測されていた。
10月12日までには、噴火場所から西に1200Km
離れた鹿児島県喜界島の海岸に大量の軽石が
島の東側の海岸約11kmに亘って漂着した。
同様の軽石は、これまでに奄美大島や沖縄県の
北大東島でも漂着が確認されている。
この地域の存在するリゾート地では、大量の
軽石が海岸を埋め尽くしたために、除去作業が
追い付かず困惑しているという。
23日には、海上保安部の巡視艇が軽石の
影響で航行不能になったとの報道。
5Kgほどの大きさの軽石が採集されていたが
軽石に衝突して動けなくとは・・と思ったが
漂流している軽石をエンジンの冷却装置に
吸い込んで故障したとのこと。
長さ100Kmにもわたって漂流しているとなれば
他にもトラブルを起こす船舶が多くありそうだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿