地球の表面積の7割を海洋が占めており、
海洋の食物連鎖の基盤をなす植物プランク
トンが棲息しており、シャチやクジラ類が
連鎖の頂点に座る。
この植物ブルプランクトンは、光合成により
植物全体の半分の酸素供給量を担う。
更に、二酸化炭素を固定して食物連鎖の基礎を
なしていて、オキアミ類に摂取され、さらに
オキアミをヒゲクジラ類などが摂取する。
海洋に棲息するクジラ類を調査研究を行う
研究グループの報告では、地球上の最大の
生物のシロナガスクジラは、活動期の夏場には
1日に16トンものオキアミを食べるという。
また、植物ブルプランクトンの死骸は海底に
沈殿して二酸化炭素を海底に固定する。
大気中の二酸化炭素を取り込んで、海底の
深層水中に貯蔵する役割を果たしている。
クジラ類が排泄する大量の糞尿は、プランク
トンにとっては重要な栄養源となっており、
20世紀における商業捕鯨で捕獲した最大
300万頭のクジラの減少は、プランクトンの
増殖を妨げたことになり、大気中に膨大な量の
二酸化炭素が残されて、地球温暖化の要因に
繋がったとの指摘。
調査捕鯨にしろ、石炭火力発電所増設にしろ
温室効果ガスの増加に繋がる悪者なのだ。
大食漢のクジラが増えることは、人間が
動物性たんぱく質接種の20%を依存する
魚類の減少に結び付くが。
在る研究報告では、クジラが年間3~5億トンの
魚を食べているが、人間は1億トン以下とする。
世界的に、漁獲量が減少する中、クジラ類は
増加の一途をたどっているが、ここにも問題が。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿