世界保健機関(WHO)の報告によれば、4月21日
現在、英国を中心に米国やスペインなど、
世界12ヶ国で主に10歳以下の子どもの急性
肝炎の報告が相次ぎ169件に達したという。
最も多いのが英国の114件で、10人の子供が
肝臓移植を余儀なくされている。
日本国内でも、4月末までに3人の患者を確認。
この肝炎に感染した子供の大半は5歳以下で、
下痢や吐き気といった胃腸炎を起こした後、
皮膚と目が黄色くなる黄疸の症状が出てくる。
英保健安全庁(UKHSA)は、[F41]と呼ばれる
アデノウイルスが原因になっている可能性が
高いとしている。
専門家らは、アデノウイルスに感染しても
多くの子供は重症化しないと強調する。
肝炎を発症することは極めてまれだが、希に
重症になることもある。
科学者や臨床研究者は、ウイルスの遺伝子
構造が肝炎を起こしやすいものに変わって
いるのかどうか調査を開始。
別の可能性として、新型コロナウイルスの
パンデミックによって、幼い子供たちが生活の
中でアデノウイルスに晒される時期が遅くなり、
免疫反応が激しくなっている可能性もある。
新型コロナウィルス感染がアデノウイルスと
共に肝臓に異常を引き起こすきっかけになって
いないかなどについても検討が進められている。
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