地震調査委員会は、5月13日に開かれた定例
会合で、3月末から続いている京都府南部を
震源とする地震について、深さ12Kmから15Km
ほどの地殻内で発生した「横ずれ」の地震で、
地震活動は活発になっているとの見解を示した。
気象庁の観測では、3月31日から5月13日
午後9時までに震度1以上の地震が14回発生。
3月31日と5月2日には。いずれもM4・4の
揺れを観測している。
震源は、京都市の西を通る[京都西山断層帯]の
北西側付近の亀岡断層付近に集中しているが、
関連など詳しいメカニズムは判らないとする。
京都府南部では、1999年2月から3月にかけても
地震が相次ぎ、この時もM4程度の地震が発生し、
過去には活動が数か月続いた例もある。
また、震源付近は活断層の[三峠・京都西山
断層帯]があり、1968年にはM5を超える地震が
観測されており、ここ1~2ヶ月は注意が
必要だとしている。
5月14日 8時08分頃には、石川県能登地方の
珠洲市北部の深さ約10Kmを震源とする
M3・6の地震が発生した。
3月23日9時23分頃にも、今回のやや西を
震源とするM4・3の地震を観測している。
この地域は、2018年ごろから地震の回数が
増加し、群発地震発生が顕著になった。
2021年には震度1以上の揺れを70回観測した。
また、2021年9月16日には、最大震度5弱の
地震も発生している。
能登半島の先端部に位置する珠洲市では、
地盤の隆起も顕著で、3㎝ほどの隆起を観測。
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