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2022年5月18日水曜日

地震調査委員会 京都南部で地震多発 に注意

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐 保 川 堤 



地震調査委員会は、5月13日に開かれた定例

会合で、3月末から続いている京都府南部を

震源とする地震について、深さ12Kmから15Km

ほどの地殻内で発生した「横ずれ」の地震で、

地震活動は活発になっているとの見解を示した。

気象庁の観測では、3月31日から5月13日

午後9時までに震度1以上の地震が14回発生。

3月31日と5月2日には。いずれもM4・4の

揺れを観測している。

震源は、京都市の西を通る[京都西山断層帯]の

北西側付近の亀岡断層付近に集中しているが、

関連など詳しいメカニズムは判らないとする。

京都府南部では、1999年2月から3月にかけても

地震が相次ぎ、この時もM4程度の地震が発生し、

過去には活動が数か月続いた例もある。

また、震源付近は活断層の[三峠・京都西山

断層帯]があり、1968年にはM5を超える地震が

観測されており、ここ1~2ヶ月は注意が

必要だとしている。

5月14日 8時08分頃には、石川県能登地方の

珠洲市北部の深さ約10Kmを震源とする

M3・6の地震が発生した。

3月23日9時23分頃にも、今回のやや西を

震源とするM4・3の地震を観測している。

この地域は、2018年ごろから地震の回数が

増加し、群発地震発生が顕著になった。

2021年には震度1以上の揺れを70回観測した。

また、2021年9月16日には、最大震度5弱の

地震も発生している。

能登半島の先端部に位置する珠洲市では、

地盤の隆起も顕著で、3㎝ほどの隆起を観測。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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