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2022年5月14日土曜日

北朝鮮 コロナ爆発 全市郡封鎖を指示

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
川 路 桜   佐保川堤



これまで、国内には新型コロナウィルス

感染者は一人もいないと言い張って来た

北朝鮮が、5月12日に開かれた朝鮮労働党の

政治局会議で、金正恩がマスク姿で登場し、

コロナウィルス感染者が初めて確認された

として、全ての市や郡を封鎖するよう指示し、

「最大非常防疫態勢」に移行すると発表。

4月下旬以降、発熱の症状があった人が全土で

35万人余りに上り、これまでに18万人以上が

隔離されたり治療を受けていることが明らかに。

12日一日で、新たに1万8000人余りに発熱の

症状が確認されたことも判明。

半月余りで35万人の感染者数、1日に1万

8000人の新規感染者数となれば、人口が

日本の5~6分の1の北朝鮮なので、日本では

一気に10万人規模の新規感染者が出たことに。

武漢で感染拡大が始まった2020年1月、この

月の末には中国との国境を封鎖し、その後

封鎖を厳格化して、イヌやネコなども国境を

越えてきた者は全て撃ち殺せと厳命。

幾たびも、北朝鮮でのコロナ感染が疑われる

ことがある度に、感染者はいないとして来た。

だが、2020年12月に、ワクチンや検温用の

サーモグラフィーなどの装置をロシアや

中国から購入したことが報告されていた。

ロシアなどで感染拡大が報じられた2021年

にもワクチンの公平な分配を目指す国際的な

枠組み[COVAXファシリティ〉からのワクチン

提供の申し入れがあったが北朝鮮は拒否。

2022年1月に、中国の丹東と北朝鮮の新義州

間の貨物列車の運行が再開されたが、4月

下旬に中国国内での感染者急増で停止された。

この間に、強い感染力を備えたオミクロン株が

北朝鮮国内に侵入し、平壌市内を中心に

爆発的に感染が拡大したようだ。

封鎖社会だとは言え、ワクチンの接種者が

居ない国民の間に、瞬く間に感染が拡大し

パニック状態になることは避けられそうにない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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