これまで、国内には新型コロナウィルス
感染者は一人もいないと言い張って来た
北朝鮮が、5月12日に開かれた朝鮮労働党の
政治局会議で、金正恩がマスク姿で登場し、
コロナウィルス感染者が初めて確認された
として、全ての市や郡を封鎖するよう指示し、
「最大非常防疫態勢」に移行すると発表。
4月下旬以降、発熱の症状があった人が全土で
35万人余りに上り、これまでに18万人以上が
隔離されたり治療を受けていることが明らかに。
12日一日で、新たに1万8000人余りに発熱の
症状が確認されたことも判明。
半月余りで35万人の感染者数、1日に1万
8000人の新規感染者数となれば、人口が
日本の5~6分の1の北朝鮮なので、日本では
一気に10万人規模の新規感染者が出たことに。
武漢で感染拡大が始まった2020年1月、この
月の末には中国との国境を封鎖し、その後
封鎖を厳格化して、イヌやネコなども国境を
越えてきた者は全て撃ち殺せと厳命。
幾たびも、北朝鮮でのコロナ感染が疑われる
ことがある度に、感染者はいないとして来た。
だが、2020年12月に、ワクチンや検温用の
サーモグラフィーなどの装置をロシアや
中国から購入したことが報告されていた。
ロシアなどで感染拡大が報じられた2021年
にもワクチンの公平な分配を目指す国際的な
枠組み[COVAXファシリティ〉からのワクチン
提供の申し入れがあったが北朝鮮は拒否。
2022年1月に、中国の丹東と北朝鮮の新義州
間の貨物列車の運行が再開されたが、4月
下旬に中国国内での感染者急増で停止された。
この間に、強い感染力を備えたオミクロン株が
北朝鮮国内に侵入し、平壌市内を中心に
爆発的に感染が拡大したようだ。
封鎖社会だとは言え、ワクチンの接種者が
居ない国民の間に、瞬く間に感染が拡大し
パニック状態になることは避けられそうにない。
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