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2022年5月23日月曜日

2割以上の減量効果 新たな肥満症治療薬

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
クシマザクラ



手術によらず、皮下注射により2割以上の

体重の減少効果が得られる治療薬が開発された。

米製薬会社イーライリリーが開発した、肥満症

治療
薬「チルゼパチド」で、週1回の皮下

注射で体重の減少を促すことができる。

「チルゼパチド」は、食後に血糖値を下げたり、

消化に関わる代謝プロセスを調整する作用を

持つ消化管ホルモン「インクレチン」のうち、

「GLP-1」(グルカゴン様ペプチド-1)と

「GIP」(グリコース依存性インスリン分泌

刺激ポリペプチド)を合成したもの。

2019年12月に行われた、第3相試験では

[チルゼパチド]15ミリグラムを投与された人の

体重は平均22.5%(24キロ)減少し、10ミリ

グラムで平均21.4%(22キロ)、5ミリグラムでは

平均16.0%(16キロ)減少した。

第3相試験で、平均20%以上の体重減少を もたらした初の治験薬だという。

また、安全性や忍容性は、肥満症治療薬として

承認されている[インクレチン]をベースとした

他の治療法と概ね同様であった。

専門医は、予備的データではあるものの、

減量手術と同等の体重減少を薬によって示した

ものだとし、糖尿病の改善や予防、長期的な

心血管系の改善など、他の代謝上の効果も

もたらす可能性があると評価している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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