NASAが、2018年8月12日に打ち上げた太陽
探査機[パーカー・ソーラー・プローブ]は、
2021年4月28日9時33分(世界時)に、太陽の
コロナ内部に到達した。
探査機は、太陽から流れ出る太陽風のかすかな
特徴を検出するために開発された、特殊な
撮影装置[WISPR]を搭載している。
コロナの内側から惑星を撮影した映像では、
火星、水星、金星、天の川銀河、土星の
順で見られ、最後に地球と木星が現れた。
20212年2月に、金星に接近した際には表面を
覆う厚い雲の下の金星を姿を撮影した。
金星の姿は、熱い温度によって溶けた物質が
放射する赤い光の玉だった。
大きさや構造が地球と似ていることから、
地球と金星は双子のように呼ばれる。
しかし、穏やかに水をたたえ、緑の木々が
茂る地球とは比較にならない、厚いガスに
覆われた熱球だった。
今回、金星の雲の内部を、初めて可視光の
波長で捉えた金星表面の画像を手がかりに、
金星の地質や鉱物に関する多くの資料を得た。
太陽探査機が、金星を撮影する次の機会は、
2024年11月の予定で最後のフライバイとなる。
NASAは、2020年代後半に金星を対象にした
[ベリタス]や[ダビンチ]のようなミッションも
予定している。
この探査では、金星大気の撮影や試料採取を
行ったり、赤外線で金星表面の高解像度
マップを作成したりする計画だという。
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