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2008年7月4日金曜日

田植え


ゴッホ  アイリス  複製画 10号




今年も、例年通り田植えに行ってきました。

一日だけの、ただ苗を植えるだけの作業で、コメ作りの

大変さを体験したと言えるほどの大げさなものではなく、

準備された田に入って苗を植えるだけの作業です。

有機栽培でコメを作るとなると、前段階からが大変です。

レンゲを植えて、田にすき込んだり、除草なども薬剤を

使用することもできず、労力は倍化します。

収穫までの管理も同様で、植えっぱなしで、薬剤任せの

農薬栽培の様な、安直な管理で済まないのが有機栽培

の難しさだと説明を受けましたが、その労力の要る作業を

任せっぱなしでの田植えですから、お土産の腰の痛さ

などをボヤくと天罰が当りそうです。

絵画にある住吉大社や伊勢神宮の早乙女の御田植神事

のような優雅な田植え作業ではすみません。

素足で田に入り、泥の感触を足で楽しみながらの作業

ですが、田の中の移動や足の位置の取り方など慣れ

ない動作に、疲れは相当なものです。

水に反射する陽射しもあり、少々の日焼け止めの備え

では追いつかない日焼けで2,3日苦しむことも、田植え

作業の勲章となります。

泥水の中に見え隠れするオタマジャクシやカブトエビは

楽しいものですが、今や害虫の仲間入りをしているジャン

ボタニシの毒々しい、紅色のタマゴが畦のあちこちに

産み付けられているのには辟易します。

2ヵ月後には、草取りにも行かねばと覚悟をしています。


 安全と安心の非常持出袋の準備は?

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