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2008年7月20日日曜日

灼熱地獄の世界

絵画  雲海の富士山  油絵  10号





日中の気温が35度近くまでも上がる日が続くと

日のある間に、外へ出るには相当の勇気が要ります。

冷房装置を備えた事務所の中での仕事では、灼熱の

世界には縁がないでしょうが、路上作業を強いられる

人たちにとっては、地獄の責め苦の日々です。

昼間は人通りの少ない商店街やスーパーも、日が

傾くに従って人通りが多くなってきます。

それでも、舗装された路面では、30~40度の温度

があって、足元からの熱気には耐え難さが残ります。

こんな時に気になるのが、バギーに乳幼児を乗せて

出歩いているお母さんの姿です。

ご本人は暑さに備えた防御は万全であっても、路面

近くで、下から照り返す熱気に包まれる赤ちゃんの

環境に、もっと配慮をして欲しいものです。

熱射病には、特に気をつけなければなりません。

更に気がかりなのが、散歩している犬たちです。

大型犬の顔の位置は人間の1.5m程度に比べて

1mほども下で路面近く、小型犬では路面から20~

30cmの位置です。

メタボ状態のダックスフンドなどの姿を見ると、お腹が

路面の熱で焼かれているように見え、思わず愛犬の

表情が気になって見るのですが、その苦しさの表情

に、いつも同情することしきりです。

サウナ風呂は、犬たちには似合いません。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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