森の中は、別世界の涼しさでした。
この日も、最高気温が34度の予測が出ていましたが
水などの備えをして、思い切って山へ出かけました。
朝の9時過ぎで、早や街の中の暑さには閉口します。
せせらぎに沿って山へ入ると、空気が一変したことが
直ぐに感じられて、やって来たことに間違いが無かった
と、自分に言い聞かせて、いつもよりゆっくりと登りました。
日曜日だというのに、常と違って全くハイキングを楽しむ
グループには出会いませんでした。
ここへ来るまでの道中を考えれば、この暑さでは誰しも
出かけようとは思わないでしょう。
辛い登り道にも、2~3ヶ所谷から吹き降ろしてくる風が
心地よい場所があり、立ち止まって山の香りと涼風を
楽しめます。
高台から見下ろす街は、熱気ででしょうか、浴場の湯
煙に包まれたようにぼやけて見え、いつもは綺麗に
見渡せる遠くの山並みは、薄雲のようで、稜線も空に
溶け込んだようになり、はっきりと見えませんでした。
森の中の道は、肌に心地よい涼しさがあって、満足感
に浸れる時です。
谷風のある場所で、ハンモックに寝そべっている自分の
姿を想像しながら夢の世界を満喫できました。
朝から誰も通らなかったのでしょう。
ヤマドリの尾羽が一本、道に落ちていました。
うれしい森からのお土産でした。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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