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2008年7月13日日曜日

コイの泳ぐ川

モネ  トルーヴィルの海岸  複製画 10号


近くの川にコイが住んでます。

少し深みになっているところでは、10匹以上もの群れを

作っているところもあり、最近では、小魚を見ることよりも

姿の大きさからか、コイの方が目に付く機会が多いです。

中には数十センチにもなり、丸々と太っていて、金太郎

さんが跨り、滝を登っていたり、コイをつかんでいる絵画

に登場しそうな堂々とした体形の大物もいます。

今では捕って食べる人もいないから、コイの方も人が

近寄っても、余り警戒をする様子はありません。

大きなコイが生息している川で魚釣りをしている人を

サイクリングの途中で見かけましたが、出で立ちは釣り

人にピッタリの姿格好でした。

手にしている釣竿も池釣り用で、大物のコイなどに備え

たつくりの竿ではありません。

他人事ながら、もし、大鯉がかかったらどうするのかな、

などと思いながら、暫らく対岸で休憩をして、草むらに

腰を下ろして見物をしていました。

可なりの年配の人でしたが、魚を釣ろうという意欲がある

様子も見えず、太公望よろしく、糸を垂れているだけと

言いたげな雰囲気でした。

海から離れた地域などでは、夏のご馳走は、コイの洗い

でしが、最近は取り扱うお店が減ったのか、コイコクと

ともに、お目にかかる機会がなくなりました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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