7月23日には、奈良の市内では地蔵祭りが行われて
いました。
関西では広く、8月23、24日の裏盆(盂蘭盆)に合わせて、
地蔵盆が行われます。
しかしここでは、一月早く地蔵祭りとして、各町内が
一斉に行っています。
なぜ早いのかは判りませんが、行事の形や進め方など
は他の地域と同じようです。
お地蔵さんを洗い清めてお祭りし、家々に提灯を吊る
して雰囲気を盛り上げます。
22日の夜には、老人会などが中心になって、昔ながら
のご詠歌、賛歌や読経、数珠回しが見られるところも
あります。
子供達にとっては、やはり、くじ引きや金魚すくいなどの
町内の大人が準備してくれた催しものを楽しみ、お供え
のお菓子類のお下がりを頂くことでしょう。
一連の行事に備えて準備する町内の世話係の人に
取っては大変な仕事です。
昔、奈良の街では各家がお地蔵さんを造っては、辻々
に祀る慣わしがあったので、街中の道路などの工事を
すれば、どこからでもお地蔵さんが顔をだすため、いたる
ところにお地蔵さんが集められて、お祀りされています。
川の改修などで出てきたお地蔵さんは、川中地蔵など
と呼ばれたりしていますが、川の中に祀ることもあった
ようです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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