少し涼しくなってきた夕方に、丘陵地にある住宅地の
方に散歩に出ました。
少し高台にあるために、幾分かは涼しい風にも巡り
合えるだろうし、眺めも良いからというので、特別な
暑さの備えもせずに家を出ました。
出来る限り汗をかかないようにと、そろりそろりとした
足取りで坂道を上がりながら、家々のたたずまいや
玄関口の花などを眺めながらの散歩です。
わき道の奥に薄紅色の緞帳のように幅広く花が
咲いていました。
ノウゼンカツラです。
3mほどの高さの石垣の上に取り付けたフェンスを
越えて枝が垂れ下がり、一面に花を付けていました。
今の時節には、最もよく目立つ花ですが、これほど
広く花が広がって咲くと、実に見事なものです。
つる性の植物のため、庭に植えたのが家の壁を
這い上がって、壁一面に咲いているのを目にした
ことがありますが、増えて広がる勢いは相当なものの
ようです。
橙色の花が、梅雨空の下で鮮やかでした。
たぶん、ハチやミツバチなども多く集まってきて
花のカーテンは賑やかな集会場になっていること
でしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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