暑さの和らいだ日に、自転車で川の堤沿いに下る
きままなサイクリングに出ました。
途中、川沿いにあるお寺で小休止。
相変わらず、観光客や修学旅行の生徒達で賑わって
います。
いつものように境内を一巡して、茶店で休んでから
堤に戻って、のんびりと自転車を走らせました。
堤の両側に田んぼが広がる地域まで来ると、肌に
ふれる風も変わり、水の香りがするように思えます。
陽射しがない曇り日でこそ、木陰の一つもない堤を
のんびりとサイクリングできますが、暑い日であれば
地獄の道だったでしょう。
川縁に葦の茂みがあるところに近づいた時に、オオ
ヨシキリの甲高い声が聞こえてきました。
南の国からはるばる、繁殖に備えて日本に渡ってきて
この葦原で子育てを始めているのでしょう。
堤の草の上に座り込んで、ヨシキリの姿を探しましたが
なかなか見つかりません。
観察用の双眼鏡でも持っていれば、難なく姿を見る
ことも出来るのでしょうが、30m以上も離れていると
葦の葉の色に同化してしまって、結局姿を見ることは
できませんでした。
田園の広がる、のどかな場所で、きっと雛を育てるのに
忙しく、茂みの中を飛び回っているのでしょう。
時折、川風に乗って聞こえてくる、ギョギョギョッと鳴く
けたたましい鳴き声から判断すると、葦原の中で囀る
位置を替えているようでした。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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