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2008年7月9日水曜日

涼しさが欲しい季節


マルス 塔のある通り  複製画 10号


梅雨に入って蒸し暑さが募ってくると、先ず涼しさや

快適さを求めることになり、先ずは扇風機からです。

暑さに備えて、手元に小型の扇風機を置いて読書を

したり、食事をしたり、となります。

冷房装置が普及していない時代は、いかに涼しさを

得るかを、皆がそれぞれに工夫をしたものです。

図書館や美術館などの石造建物の空間の広い部屋

などは、今で言うクーラーボックスそのものでした。

大きな部屋の天井で扇風機がゆっくりと回っている

情景は、写真や絵画の世界になってしまいました。

電車の中から扇風機が消えて久しくなります。

今では、天井に冷房装置に扇風機も組み込まれて

いて、ロータリー式に回転しているようです。

先日テレビで、ローカル線に扇風機が取り付けられて

いる列車が紹介されていました。

自然の恵みの涼しさが窓から入ってきて、冷房設備

要らない健康さが都会人には羨ましい限りです。

せめて、「涼」という字で癒しを得ようとする人のため

に、暖簾やのぼりに白地や青地で「涼」と字を描いて

お客を呼んでいるお店もあります。

「涼」と書いた団扇も、涼しさを得るための、一寸した

工夫ですね。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?

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