マルス 塔のある通り 複製画 10号
梅雨に入って蒸し暑さが募ってくると、先ず涼しさや
快適さを求めることになり、先ずは扇風機からです。
暑さに備えて、手元に小型の扇風機を置いて読書を
したり、食事をしたり、となります。
冷房装置が普及していない時代は、いかに涼しさを
得るかを、皆がそれぞれに工夫をしたものです。
図書館や美術館などの石造建物の空間の広い部屋
などは、今で言うクーラーボックスそのものでした。
大きな部屋の天井で扇風機がゆっくりと回っている
情景は、写真や絵画の世界になってしまいました。
電車の中から扇風機が消えて久しくなります。
今では、天井に冷房装置に扇風機も組み込まれて
いて、ロータリー式に回転しているようです。
先日テレビで、ローカル線に扇風機が取り付けられて
いる列車が紹介されていました。
自然の恵みの涼しさが窓から入ってきて、冷房設備
要らない健康さが都会人には羨ましい限りです。
せめて、「涼」という字で癒しを得ようとする人のため
に、暖簾やのぼりに白地や青地で「涼」と字を描いて
お客を呼んでいるお店もあります。
「涼」と書いた団扇も、涼しさを得るための、一寸した
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