
森の中は、街の中の暑さへの備えを忘れさせてくれる
涼しさの空間でした。
朝の早い時間は、鳥たちにとっても爽やかで、気分が
良いのでしょう、一日で最も多くの小鳥たちの声を聞く
ことができます。
この日も、森の入り口辺りでは、シジュウカラの鳴き声
が聞こえて来ます。
ツーピー、ツーピーツーピーと朝の爽やかさを感じ
させてくれるさえずりです。
15分余り、森に入るとカラスの騒がしい会話も聞こえ
なくなり、静けさが身体を覆ってくれます。
小さな谷に架かる橋を渡った先で、谷を見下ろせる
位置になっている場所に、三脚を据えて小鳥の姿を
追っている若い男性に出会いました。
絵画を楽しむグループでは、若い男性の姿を見かけた
ことはないのですが、探鳥では、若い人も居るんだと
変に、感心してしまいました。
自然保護運動の延長線上に探鳥の会の活動がある
からなのでしょう。
ツーツーピー、ツーツーピーとシジュウカラよりも大き
な声が谷間に響いています。
ヤマガラなのでしょうか、姿は見えませんが、近くの
木の上のほうに居るようです。
探鳥の若者は、余裕があるのか、鳴き声を楽しんで
いるのか、望遠鏡をのぞくのでもなしに、鳴き声の方に
向いてたたずんでいました。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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