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2008年8月2日土曜日

ユリの花

絵画  カラマツ林の黄葉  油絵 10号


春からあちらこちらの家の庭で咲いているユリを

目にすることが多かったですが、今、最も多く目に

するのがカサブランカなどの大輪のユリの花です。

地植えされているのは、余り見ませんが、少し大き

目の鉢に植えられているのが多いようです。

お店や玄関先などに置かれていますが、注意しな

ければならないのが、雄蕊の花粉です。

これが肌に付けば、ペンキを付けたように、なかなか

取れません。

まして、白い服などに付けば、それこそ災難です。

取り難い原因は、花粉には脂分が多く含まれている
からです。

脂分ですから水をはじくため、洗っても取れず、始末

が悪いことになりますが、充分に乾燥させて、粘着

テープなどで取れば大丈夫です。

育てている人は、花を観賞してもらう際には、蕾が

開くと直ぐに、雄蕊の花粉部分を切り取るのが義務

になっています。
さすがに、いつまでもトラブルの防止に備えて、雄蕊

を摘み取りの必要がない改良種が出ています。

雄蕊のないユリです。

これならば安心して人が触れる場所に出しておいても

心配はないでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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