水牛の音楽隊 油絵 10号
暑さの和らいだ日に、サイクリングに出て、川沿いに
ある名刹を訪ねました。
多くのハスの花が鉢植えで育てられています。
ハスの花、蓮華は瞑想するお釈迦さんの台座であり
象徴的な存在です。
仏さんを描く絵画でも、ハスの花を持つ仏画や像が
あり、お寺とは切れない縁のある花です。
レンコン畑で見るハスの花の印象が強いので、並んで
いるハス鉢の花に、これほど色々と種類があるのかと
感心させられます。
シンプルで端麗な姿をした花びらを持つものから、八重
咲きのものまで、色も紅色から白までとバラエテイに
富んでいます。
中でも興味があるのは、何といっても2000年前の
弥生時代のハスである大賀ハスです。
千葉県の沼の下層から見つけ出された3粒のハスの
実の一つから甦った古代ハスだからです。
端正な花の形と端麗なピンク色が印象的です。
こちらは千葉県の花となっていますが、大阪の花には
大賀ハスに似た色合いと形状を備えた原始ハスと
呼ばれているハスがあります。
共に、古代から日本に存在した在来種だったようです。
古代人は、ハスを栽培して、レンコンやハスの実を
食用にしていたのでしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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