モネ ひまわり 油絵 10号
お盆も過ぎて、夕方には少しは涼しくなるだろうと思い
時間を見計らって散歩に出ました。
良く行くお堂のある森の奥まで足を運びました。
焼け付くような街の中から外れて、森に入ると気分的
にもほっとしますが、何より、時折森の木々をぬって
吹いてくる風の爽やかさに癒されます。
ここまで来れば、騒がしいクマゼミの雑音にも開放され
て、耳には静けさが戻ってきます。
お盆前までは、ヒグラシゼミの声が聞こえてきたの
ですが、今では役者が替わって、ツクツクボウシの
世界です。
セミたちの何処に時節を知るセンサーが備えられて
いるのかは判りませんが、一週間ほど前までは、あち
こちで聞かれた夕暮れの奏者の音色が聞くことができず
少し、がっかりしました。
替わって、忙しく鳴き声を張り上げてツクツクボウシが
声色を競っています。
以前は、もう少し場所毎やグループごとに、まとまって
鳴いていたように思うのですが、今年のセミたちは
てんでばらばらに、騒いでいるようしか聞こえない
統制のない鳴き方です。
これでは、得られるべき伴侶もとまどい、うろたえる
ばかりでしょう。
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