散歩の時に通りかかった、道端の畑の端にキキョウが
植えられていました。
ナスの木には日割れした実が幾つかぶら下っていま
したが、畝の端にはキキョウとアスターなどの花が
お盆の飾り花などに備えて切花用に植えられていて、
ミニ花畑になっていました。
濃い青紫の花は、秋の七草と呼ぶより夏の暑さにも
負けずに咲いて、涼感を感じさせてくれるので、夏の花
の方が相応しい気がします。
早ければ梅雨頃から咲き始めるものもあって、秋まで
待てない花もあります。
京都の天得院がキキョウの庭として有名ですが、
枯山水の庭の岩の陰や岸辺の苔の中のあちらこちら
に青い花だけでなく、白い花の株もあって、端正な
色合いが素晴らしいハーモニーを創り出しています。
京都の夏の暑さは格別ですが、ここだけは別天地で
庭から伝わる涼感が暑さを忘れさせてくれます。
良く似た青い色のリンドウの花は、山裾の田畑の畦や
池の土手などに多く自生していたのですが、最近は
余り見かけなくなりました。
それでも夏の仏花には、常連として組込まれています。
キキョウは庭の花、リンドウは山野の花なのでしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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