暑さが増すと共にセミの声が、多くなり、次第に騒がしく
うるさくなってきます。
今の時期だと朝5時ごろには明るくなり、早い人は散歩
に家を出ますが、既にクマゼミが鳴き始めています。
大阪のど真ん中の御堂筋では、車の騒音を押しのけて
クマゼミのボルテージが上回る勢いです。
特に、集中している街中の神社の林や植木が多くある
地域では、朝寝は勿論、のんびりと昼寝も出来ない
ほどの騒がしさです。
このクマゼミ軍団が、最近は関西から北上して、関東
地方へも広がってきているようです。
銀座の並木がクマゼミに占拠される日も、そう遠くは
ないかもしれません。
街の中から少し山手の森の神社に向かうと、セミにも
住み分けがあって、クマゼミの声は聞こえなくなります。
暑さの残る夕方近く、一日の暑さを象徴するような
じりじりとした鳴き方でニイニイゼミが勢力を張っています。
夕暮れ近くになって、ヒグラシの声が森の奥から聞こえ
てきて、夏の夕暮れを感じさせてくれます。
暑かった一日も、ヒグラシの声を聞くと、なんだかホッと
した気分になれるのが不思議です。
先日、7月の末だというのに、ツクツクボウシの声を
聞きました。
毎年、ツクツクボウシの大合唱を聞くことが出来る
場所ですが、あまり早くに暑くなったために、備えて
いた時計が狂って、出てくるタイミングを間違ったの
かも知れません。
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