駅に行く途中で、買い物帰りの人に続いて、勤め帰りの
サラリーマンの人が、レジ袋に切ったスイカを下げて
いるのに出会いました。
暑い夜の食後のデザートには、この季節はスイカが
最高でしょう。
最近は、手頃な大きさに切り分けて売られているので
欲しい量だけ買えるようになり、口にする機会も多く
なって来ています。
以前は、大抵は一個の丸買いか、せいぜい半分の
大きさというのが一般的でした。
大きな冷蔵庫の備えがないと大変です。
屋台にスイカを並べて、ヨシズなどで涼しさを演出して
売っているところが多くありました。
スイカを一つ一つ手にとって、お尻の所の色合いや
指を弾いた反響で熟れ具合を確認して、品選びをする
姿が思い出されます。
スイカのある日は、ご馳走の日で、子供等が我先に
手を伸ばしては、かぶり付き、食べる速さを競ったり
種を飛ばす距離や量を競ったりと、一寸したお祭り騒ぎ
が常でした。
今では、形良くカットしたスイカを小皿に載せて、フルーツ
として食べることが一般化してしまっているのを見て、
スイカの食べ方はこんなのではない、と言いたくなります。
東南アジアでは、味は淡白で水っぽいですが、水代わり
にスイカとを食べるという感覚です。
でも、新疆地区から出荷されてくる多彩な味のスイカに
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