夏休みに入って、全国では川や海での事故で亡くなる
水死者の数が増えています。
海の潮の流れや川の深みなどでの事故が多発して
いますが、やはり、日本は島国でありながら、水に
親しむ機会も少なく、水難事故に備える基礎的な水泳
の能力を身に着けている比率も低いと思えます。
川の流れに入った人なら経験していることですが、人間
は膝が水中に入ると途端に歩行などの動作が不自由
になり、流れがあると流れに逆らって立っていることすら
困難になってしまいます。
子供にとっては、30~40cmの深さでも、流れがあれば
危険な場所なのです。
都市化が進み、コンクリートが川岸や堤防を覆って
しまうと雨水は、滑るように一気に流れ落ちてくるため
増水する時間も早く、川遊びには危険が付きまといます。
先日の神戸の川や東京の排水溝での増水事故などの
ように、想像を超えた短時間で、突発的な事故の発生
に結びついてしまいます。
近くの池は勿論のこと、川も駄目となると、子供達の
水遊びの場所はプールだけです。
しかし、近年、プールでも事故が発生しており、目が
離せなくなっています。
また、遊園地の減少で、付随していたプールの閉鎖も
相次いで、手近で安全な水遊びの場所が減ってきて
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