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2008年8月12日火曜日

水遊びができない

絵画  赤い花と花瓶 油絵 10号


夏休みに入って、全国では川や海での事故で亡くなる

水死者の数が増えています。

海の潮の流れや川の深みなどでの事故が多発して

いますが、やはり、日本は島国でありながら、水に

親しむ機会も少なく、水難事故に備える基礎的な水泳

の能力を身に着けている比率も低いと思えます。

川の流れに入った人なら経験していることですが、人間

は膝が水中に入ると途端に歩行などの動作が不自由

になり、流れがあると流れに逆らって立っていることすら

困難になってしまいます。

子供にとっては、30~40cmの深さでも、流れがあれば

危険な場所なのです。

都市化が進み、コンクリートが川岸や堤防を覆って

しまうと雨水は、滑るように一気に流れ落ちてくるため

増水する時間も早く、川遊びには危険が付きまといます。

先日の神戸の川や東京の排水溝での増水事故などの

ように、想像を超えた短時間で、突発的な事故の発生

に結びついてしまいます。

近くの池は勿論のこと、川も駄目となると、子供達の

水遊びの場所はプールだけです。

しかし、近年、プールでも事故が発生しており、目が

離せなくなっています。

また、遊園地の減少で、付随していたプールの閉鎖も

相次いで、手近で安全な水遊びの場所が減ってきて

いるのは、子供達にとっては、残念なことです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?

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