
半年前の狂乱が嘘のように思えるガソリンスタンドの
最近の風景です。
車の多い通り筋では、スタンドのガソリン価格を表示
した看板が、一週間ごとに下がっています。
110円台が、いまや当たり前で、それ以下のところも
出始めているようです。
150円を突破して200円になるかもしれないという
予想をする人も出てきて、運送業者は不安を通り越し
将来を絶望するまでに追い込まれていました。
今、原油の先物価格は高値と比較すると三分の一以下
にまで暴落しています。
ガソリン価格の高止まりに備えて、軽自動車に乗り換える
人や車を手放す人も出てきて、自動車業界も将来への
不安が広がっていました。
しかし、このまま以前のように安定した価格に落着く
期待は持てません。
価格の暴落で新規の油田開発や、オイルサンド開発の
投資が中断され、次の原油値上がりへの備えが出来て
いない時には、ガソリン価格は、1バレルが確実に200
ドルを突破する事態が起こると多くに人が予想しています。
今回の反落を喜んでばかりいないで、化石燃料依存から
抜け出す備えをしなければならない時間を、運よく得る
ことが出来たのだと考えるべきでしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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