路傍の花といえば大げさなことになりますが、道端に
咲いている花、というより季節外れになってしまった
夏の花が時折咲いているのに出会い、まだ咲いていると
花の元気さに驚かされることがあります。
名も知らぬ花が多い中で、タンポポだけは、やはり身近
さで目に付くことが多いです。
道沿いの草むらに隠れるようにして咲いているタンポポ
を見かけました。
背丈の短いタンポポで、花の形から在来のニホンタン
ポポのようです。
最近は外来種のセイヨウタンポポに圧されて、ニホン
タンポポの影が薄くなっていますが、在来種として耐寒性
を根強く備えているのかもしれません。
セイヨウタンポポは花の茎も長く、花も大柄なことが多い
ために子供達の花摘みには人気がありますが、心情と
しては、背も低く地味な咲き方のニホンタンポポに劣勢の
挽回を期待したいところです。
野草として身近にあることもあり、漢方薬としても昔から
広く利用されてきたようです。
解熱、利尿、健胃などの薬効も備えていて、薬として
いまでも利用されています。
以前、タンポポ茶なるものが広まったことがありますが
お茶というより、コーヒーに近い味のようです。
根を乾燥させて煎って、コーヒーのよう飲むのですが
味も、そこそこで専門に製造して販売もされているとか。
食糧難、外貨不足の時代になれば、大受けするかも
知れませんね。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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