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2008年12月27日土曜日

お漬物の季節

花と塔  油絵  10号



最近のテレビの番組で日本各地で行われている冬支度

やお正月に備え準備をする郷土色豊かな行事を伝える

内容が多くなりました。

少し、郊外へ出て農家のある地域を歩くと、決まって

目に付くのが、ダイコン類を天日干しにしている情景です。

今は、沢庵漬けの準備の最盛期でしょうし、雪国では

すでに漬け込みが進んでいることでしょう。

裏山や庭先で採れるミカンやカキの皮、或いは唐辛子

なども一緒に漬け込んでいたりします。

京都では伝統のスグキや千枚漬けは年末の販売に

備えて秋口から準備が始まり、11月の上旬から既に

出荷ガが始まっています。

沢庵漬けは、冬期以後の保存食の色合いが濃いので

今が最盛期という地域もあることでしょう。

最近では見かけなくなりましたが、市場経済が浸透する

前の中国の東北部では、冬に備えて白菜を漬け込む

ことが一般的でした。

地域の工場や組織の単位ごとに農村の組織と契約した

白菜が、収穫時期にはいっせいに都市部へ、工場へと

運び込まれます。

とおりはどこも白菜を満載したトラックや馬車で溢れて

実に壮観です。

人々は、それぞれが分配された白菜を自宅に持ち帰り

アパートのベランダに干しているので、住宅地域も至る

ところが白菜だらけの白菜シーズンが出現していました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?






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