花と塔 油絵 10号
最近のテレビの番組で日本各地で行われている冬支度
内容が多くなりました。
少し、郊外へ出て農家のある地域を歩くと、決まって
目に付くのが、ダイコン類を天日干しにしている情景です。
今は、沢庵漬けの準備の最盛期でしょうし、雪国では
すでに漬け込みが進んでいることでしょう。
裏山や庭先で採れるミカンやカキの皮、或いは唐辛子
なども一緒に漬け込んでいたりします。
京都では伝統のスグキや千枚漬けは年末の販売に
出荷ガが始まっています。
沢庵漬けは、冬期以後の保存食の色合いが濃いので
今が最盛期という地域もあることでしょう。
最近では見かけなくなりましたが、市場経済が浸透する
前の中国の東北部では、冬に備えて白菜を漬け込む
ことが一般的でした。
地域の工場や組織の単位ごとに農村の組織と契約した
白菜が、収穫時期にはいっせいに都市部へ、工場へと
運び込まれます。
とおりはどこも白菜を満載したトラックや馬車で溢れて
実に壮観です。
人々は、それぞれが分配された白菜を自宅に持ち帰り
アパートのベランダに干しているので、住宅地域も至る
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