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2008年12月22日月曜日

花芯の青いキク

富士山と蓬莱山  油絵  10号



商店街の中にある切花ばかりを売っている小さな花屋

さんがあり、何の気なしに菊の季節だなと眺めていました。

一角に、コギクばかりを固めて置いていましたので、色の

多彩さに目が行きました。

白から紫まで、ボカシもあり10種近くもあったでしょう。

そのとき、色合いが少し違うなと気が付いて、花を良く

見ると、何と花芯が青い色をしているのです。

黄色が一般的だったはずと、傍らのキクを見ると確かに

黄色です。

目に付いた一角の全てがやはり、花芯が青い色なのです。

その為に花の一輪一輪が、華やかさではなくて、清楚な

落着いた雰囲気を備えているのです。

改良されて、このような品種が生み出されたのか、或いは

色の液などで色付けされているのかはわかりません。

もしこれが新しい品種として出てきているのなら、用途の

違う分野で需要がありそうな気がしました。

以前、七色のカーネーションに驚かされたことがあります。

着色された液に順番に漬けて、色を吸い上げさせ花弁に

色付けをするとのことでした。

花弁ごとに華やかに色付けされたカーネーションは

花というよりは、シルクの造花のような感じがしました。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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