ゴッホ ひまわりと花瓶 油絵10号
インフルエンザが全国的に大流行しましたが、2月に
入ってからは蔓延する力もやや弱り、良い傾向が出て
来ました。
しかし、受験シーズンでもあり、受験生を持つ親にとっては
気がかりなインフルエンザでした。
特にAソ連型という、流行が予測されていたA香港型には
効果が認められていた風邪薬のタミフルが、このAソ連型
には効かなかったことが、大流行につながってしまいました。
風邪にかかった患者の半数がAソ連型でした。
取り敢えずは薬をと、症状の悪化に備えて、市販の薬を
飲んだ人も多かったことでしょうが、特に受験日の当日の
薬服用は厳禁です。
大抵の風邪薬には、くしゃみや鼻水を止めるために
抗ヒスタミンの成分が配合されています。
この抗ヒスタミンは、風邪の症状を抑える働きはありますが
困ったことに、同時に脳の中枢にも働いて、脳の働きを
抑える悪戯もするのです。
そのために、眠気が出たり、物事に集中する気力や
判断力を低下させてしまいます。
受験時にあってはならない、状態になる恐れが非常に
大きいのです。
辞任にまで追い込まれた、どこかの国の大臣が居ましたが
あれは、確かに風邪薬の影響もあったでしょうが、それ以上に
アルコールの相乗作用も大きかったでしょう。
それ以前に、責任感やわきまえが無かったことなので、