ピカソ 玉葱と書物のある静物 油絵 10号
通りかかった住宅の塀にかぶさった庭木の茂みに隠れる
ようにして、1羽のツグミが塀の上に居るのに出会いました。
2mも離れていない距離で、相手を確かめるかのように
こちらを見つめています。
しばしば散歩で行く公園や広場では、ピョンピョンと跳ね
ながら餌を探しているツグミを見かけます。
散歩で通り抜ける100m余りの芝生の広場の真ん中に
立って、ツグミの姿をさがすと少ない時でも3~4羽の
姿が確認できます。
先日の夕暮れ近い時間に数えた時は、7羽もの姿を
見つける事ができました。
シベリアなどからやって来るときは集団になって飛来し
日本に着けば、餌のありそうな畑や広場の芝生などの
ある場所を生活圏にして過ごすようですが、中には
一匹狼のように、住宅地を巡っているのも居ます。
人懐っこくて、目を会わさないように無視して近づけば
時には2mほどまで近づける大胆さを備えています。
こんな時は、跳ねるのではなくて飛立って少し先で背筋を
伸ばして首を上げて、何者だと言いたげに、見つめる姿に
愛嬌があって憎めない鳥です。
時には、カッカッとかケッケッと聞こえる警戒の声を上げ
たりします。
昨日は、キュルキュルと聞こえる声を出して近くの木へ
飛立ちましたが、めったに鳴き声を聞くことのできない
無口な鳥で、このために「口をつぐむ」鳥とされて、ここから
ツグミと名がついたと言われています。
ばらばらになって無口で過ごす鳥も、晩春に出会った時は
20羽以上も集まっていて、鳴き声を聞けました。
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