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2009年2月4日水曜日

流氷の季節に

水牛の音楽隊  油絵  10号




2月に入ると北海道が元気になってきます。

札幌の雪祭り観光目当てのツアーが多くなってホテルの

予約も取り難くなってくるので、思い立ち旅行は難しく

なってしまいます。

もう一つが流氷見物ですが、こちらは流氷の気分に

まかせたツアーになってしまいます。

翌日の早朝の出発に備えて、準備万端整えて眠った

のが、夜中から風向きが変わって、流氷が居らなくなった

と、ホテルで聞かされてガックリということも。

特に流氷は、やってくる量が年を追って減少しています。

昔の海氷が、オホーツク海を覆っていた時代からすれば、

2/3程度になっています。

観光に影響をしているだけでなく、氷と一緒にやってくる

プランクトンや小動物が減少することで、北海道の漁場が

「痩せ」て来ているとのことですから穏やかではありません。

地球温暖化の影響も大きいのでしょうが、地元民にとっては

深刻な話です。

北極海の氷も急速に解けていて、数年内には夏の北極海を

船が自由に航行できるようになると言われ、また氷の島

グリーンランドの万年氷が溶け出して岩肌の露出が目立つ

ようになってきています。

これが、氷上生活の動物、シロクマなどの絶滅に結び

付くことにもなり、生態系への影響も深刻化しています。

2月に入って流氷はサハリン沖からオホーツクの海へと

入ってきています。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
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