卓上の果物 油絵 10号
ITに慣れ親しむ子供達が多くなり、携帯電話などの端末
機器を所有する比率が高まって来ている中で、小学校の
教室で、電子黒板の導入が広まりつつあるという記事が
出ていました。
あらかじめ先生がパソコン内で準備しておいた原稿を
電子黒板に映し出して事業を進めると言うものです。
画像や写真などの多彩な情報や資料を瞬時に、表示
できるので、事業の内容も格段に豊富になり、スピード
アップにつながると思えます。
先生にしてみれば、後ろ向きになっている時間が少なくなり
子供達に向き合って授業を進められる利点も強調され
ています。
しかし、導入には1台当たり、数十万円も必要であると
されていますから、予算の厳しい自治体が多い中で、
そんなに容易には、備えられるものではありません。
先生が黒板に書く事柄を、一つ一つ、聞き漏らさないように
しながら、ノートに必死で書き写す時代が懐かしく思い
出される時代になってしまうのかも知れません。
少子化によって、小学校などの学校数が毎年200校も
減っていることもあり、また、黒板からホワイトボードへ
変わることもあって、黒板の生産数がこのところ激減して
いるようです、
ひと頃の1/4程度しか生産されなくなっているとと言い
ますから驚きです。
先生が黒板に向かって字を書いている間にふざけていると
振り向きざまにチョークが飛んでくる必殺技を持った
先生を思い出しました。
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