モネ 睡蓮 油絵 10号
ガソリン価格が1リットルが180円超えという悪夢の時期
から半年がたって、今、産油国では原油価格が、当時の
5分の1近くまで値下がりしており、当時には置き場に困る
ほど集まって来ていたお金が、瞬く間に消えて、建設途中の
ビルなどの大型工事も中断しかねない状況です。
膨れ上がった国家財政が、原油の価格に依存している
ために、現在の価格では国の予算が立てられず、貯め
込んだ資産を換金してでも、資金を作らねばならないという
キリギリス生活に陥っています。
しかし、次のオイルショックでは、ガソリン価格が1リットル
当り200円~250円になることは避けられません。
金融危機による資金不足で、新しい油田の開発などに
必要な新規投資が止まっているため、石油の需要が
増えてきた時の、次のオイルショックは非常に深刻です。
そこで大きな期待が掛かっているのが次世代の自動車の
一つである電気自動車です。
リチウム電池を備えていて、家庭電源で充電が可能であり、
1回のフル充電で90~160Kmの走行が可能です。
1Km走行当りの電気代が1円程度ですから、ガソリン
1リットルで15Km走行だと、電気では15円となります。
現在の価格が1リットルが90円とすれば6分の1です。
すでに何台かの電気自動車が町を走っていますが、この
夏からは、2000台以上の台数になり、当初は公官庁や
会社関係からの普及になります。
日本政府は、2020年までに、国内で生産される新車の
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