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2009年2月27日金曜日

待たれる電気自動車

モネ  睡蓮  油絵  10号



ガソリン価格が1リットルが180円超えという悪夢の時期

から半年がたって、今、産油国では原油価格が、当時の

5分の1近くまで値下がりしており、当時には置き場に困る

ほど集まって来ていたお金が、瞬く間に消えて、建設途中の

ビルなどの大型工事も中断しかねない状況です。

膨れ上がった国家財政が、原油の価格に依存している

ために、現在の価格では国の予算が立てられず、貯め

込んだ資産を換金してでも、資金を作らねばならないという

キリギリス生活に陥っています。

しかし、次のオイルショックでは、ガソリン価格が1リットル

当り200円~250円になることは避けられません。

金融危機による資金不足で、新しい油田の開発などに

必要な新規投資が止まっているため、石油の需要が

増えてきた時の、次のオイルショックは非常に深刻です。

そこで大きな期待が掛かっているのが次世代の自動車の

一つである電気自動車です。

リチウム電池を備えていて、家庭電源で充電が可能であり、

1回のフル充電で90~160Kmの走行が可能です。

1Km走行当りの電気代が1円程度ですから、ガソリン

1リットルで15Km走行だと、電気では15円となります。

現在の価格が1リットルが90円とすれば6分の1です。

すでに何台かの電気自動車が町を走っていますが、この

夏からは、2000台以上の台数になり、当初は公官庁や

会社関係からの普及になります。

日本政府は、2020年までに、国内で生産される新車の

2台に1台は電気自動車にする目標を掲げています。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 安全と安心の非常持出袋の準備は?





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