晴れた休日の午後、自転車で少し離れた、幾つかの
池がある山裾へ出かけました。
2~300坪程度の小さな池でも、最近では池の主に
なっているカルガモだけでなく、カモの姿を見ることが
できます。
たまに、カモが泳ぐ姿を描きこむために写生をしている
人もいますが、カモの姿を見ようとすれば、少し奥にある
大きな池に行かねばなりません。
カモたちは毎年、やって来る池を決めているようで、この
池だけは、他に比べてカモの種類や数も多く、探鳥の
グループや写真を撮る人が集まっています。
すでに双眼鏡でカモたちを観察している人や、三脚に
大きな望遠レンズを備え付けて、カモを追っかけている
人が多くやってきていました。
やはり人気はオシドリで、この日も幸に一組のオシドリ
を見つける事ができましたが、双眼鏡も持ってくるのを
忘れたのが悔やまれました。
メスを巡って、くるくると回りながら忙しく動き回るオスの
マガモの姿が最も目立っています。
ここでも主となっているカルガモも多く居ますが、この
時期は遠来のマガモたちに占拠されてしまっています。
茶色の頭をしたコガモの姿も見え、遠くに名前の判らない
黒い頭をしたカモが見えます。
望遠レンズでしきりに、その黒頭のカモを追っかけている
ようなので、珍しい種類のカモだったのでしょう。
近くでカイツブリが、自分の存在をアピールするかの様に
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