湖畔の秋 油絵 10号
桜が満開になると予想していた月末の休日も、朝には
零度近くまで冷え込む日が続いたこともあって3分咲き
程度で期待外れに。
午後になって散歩に出ましたが、陽射しはあっても空気が
冷たくて手袋が必要な冷たさです。
それでも、開花の可なり進んだ花の下で宴会をしている
グループがありましたが、それぞれに着込めるだけ着込み
寒さの備えで、何だか意気が上がらない様子。
少し離れた芝生の一角で数人のグループが5分咲き程度の
サクラの木の下で上を見上げて何か話していましたが
周辺の3本ほどのサクラを含めて木の下には多くの花が
落ちて、白くなっています。
どうやらヒヨドリの大群がやって来て、開きかけた花の
密を狙って、ひと騒ぎしたようです。
芝生の傍らには、ムクドリの群れが、更に先には少し小さな
小鳥の群れが見えます。
数十羽はいるムクドリの群れの仕業も知れませんが、
芝生の間の草の種などを夢中に漁っています。
日が傾いてきて、木陰が近い場所に居る小鳥のグループの
方へ、そっと近づくことにしました。
左手近くではムクドリの群れが忙しく、鳴き交わしながら
動き回っています。
気配を察した小鳥の群れが波が引くような、或いは布を
反すような集団の動きで先のほうへ移動します。
明るさが足りないので小鳥の姿が見難いながら、2~3羽
の小鳥の羽根の模様から、どうやらアトリの群れのようです。
200羽は居る大きな集団でした。
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