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2009年4月4日土曜日

狼藉者は誰?

湖畔の秋  油絵  10号



桜が満開になると予想していた月末の休日も、朝には

零度近くまで冷え込む日が続いたこともあって3分咲き

程度で期待外れに。

午後になって散歩に出ましたが、陽射しはあっても空気が

冷たくて手袋が必要な冷たさです。

それでも、開花の可なり進んだ花の下で宴会をしている

グループがありましたが、それぞれに着込めるだけ着込み

寒さの備えで、何だか意気が上がらない様子。

少し離れた芝生の一角で数人のグループが5分咲き程度の

サクラの木の下で上を見上げて何か話していましたが

周辺の3本ほどのサクラを含めて木の下には多くの花が

落ちて、白くなっています。

どうやらヒヨドリの大群がやって来て、開きかけた花の

密を狙って、ひと騒ぎしたようです。

芝生の傍らには、ムクドリの群れが、更に先には少し小さな

小鳥の群れが見えます。

数十羽はいるムクドリの群れの仕業も知れませんが、

芝生の間の草の種などを夢中に漁っています。

日が傾いてきて、木陰が近い場所に居る小鳥のグループの

方へ、そっと近づくことにしました。

左手近くではムクドリの群れが忙しく、鳴き交わしながら

動き回っています。

気配を察した小鳥の群れが波が引くような、或いは布を

反すような集団の動きで先のほうへ移動します。

明るさが足りないので小鳥の姿が見難いながら、2~3羽

の小鳥の羽根の模様から、どうやらアトリの群れのようです。

200羽は居る大きな集団でした。




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