雲海 油絵 10号
早咲きの桜、ヤマザクラや陽光桜を追っかけるように
枝垂桜も満開を迎えるようになり、人々の足は自然と
サクラの方に向いています。
花開いた枝垂桜の花を眺めてから神社の境内を横切ると
足元一面に白い花びらが散っています。
乳白色の細長い花弁で付け根が赤紫になっている、やや
大振りの花びらです。
境内の一角にあるオガタマノキに花が咲いているのです。
花は枝葉の間で上向きの咲くので、残念ながら高い木の
ため、咲いている花を見ることはできません。
昨年の秋、ここを通りがかった時に、根元に実がパラパラと
3個ほど落ちていたことを思い出しました。
丁度カラスが樹上で実を啄ばんでいて落としたのでしたが
見上げていると、気を利かせたのか、実が4個ばかり
付いている房を落としくれたのでした。
多くの花びらが落ちているので、今年はたくさんの実が
生ることでしょう。
境内を抜けてから、陽射しに暖かが残っている間にと
更に先へとぶらつくことにしました。
行く先にある神社には、枝が下がっているオガタマノキが
あったのを思い出し、足を伸ばすことにしました。
行ってみると予想通りに花が咲いていて、一番下に咲いて
いる花を1mほどの距離で見ることが出来て幸いでした。
オガタマの花は良い香りを備えているのですが距離が
0 件のコメント:
コメントを投稿