キスゲと青い山脈 油絵 10号
今年のウグイスの初音は忘れもしない2月28日の
街の中で土塀越しの一声でした。
ホケキョウの一声でしたが、やはり2月は例年に無く
記録的な暖かさだったことを思わせる一幕でした。
家にいて気をつけていると例年通り、近くの家の庭周辺を
縄張りにしているウグイスの既にやって来ていて、日には
朝6時すぎから啼いていることがあります。
昨年は4月にならないとまともな囀りができなかったのが
今年は3月の上旬から既に、様になった囀りをしています。
花の開花と同じように、鳥にも季節の早まりに合わせる
機能を備えているのだなと話題になりました。
雪国のように梅の花が咲くと間を置かずに、桃も桜も
一気に咲くと、小鳥達は冬眠している訳はないですから
花の数に対して、小鳥や虫の数は少ないことでしょう。
初冬からサザンカが咲き始めて梅の花へと花が絶えない
地域では、山から下りてきたウグイスやメジロは不自由
なく冬を越して暖かさに合わせて生活ができます。
暖冬とはいえ、雪国では花が少ない冬を越すには、
小鳥たちにとっては大きな試練です。
今日も暖かさに誘われて、伴侶探しにウグイスは忙しく
早朝から、ほとんど淀みのない囀りで周辺を渡っています。
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