花と花瓶 油絵 10号
3月下旬から、思はぬ寒波の来襲で、休日の花壇や畑の
手入れ仕事の計画が狂った人も少なくないことでしょう。
朝の零度近い冷え込みの寒さから開放された日に、窓下の
草取りを始めました。
雑草の成長の目覚ましさには、いつものことながら驚か
されるばかりですが、抜いても抜いても次々と生えてくる
雑草の活力の元は何処にあるのかと不思議でさえあります。
コブシほどの石が重なっているのを動かした時に、10cm
ほどのトカゲがのそのそと這い出してきました。
冬眠から覚めやらぬ様子の緩慢な動きで草陰に隠れ
ましたが、勢い良く飛び出されればもっと驚かされたことでしょう。
翌日の日曜は好天気なので、久々に山へハイキングに
出かけました。
暖かい日なので、ヒノキ花粉の飛散が非常に多い予報のため
マスクの備えが欠かせないのが面倒なことです。
森へ入ってからは頭上に咲く山桜を探しながら上を見て
また、谷川の流れを見ながら先へ進みました。
陽射しが差し込んでいる明るい場所に差し掛かったとき
日当たりのよい道端にシマヘビが長々と横たわっている
のに出くわし、ギョッとして思わず飛び退きました。
普通、蛇は人の足音を感知した時には逃げるものですが
足で路上の土を蹴って当てても動こうとはしません。
トカゲと同様に、冬眠から覚めて出てきたばかりなのでしょうが
この後、落ちている木の枝、曲がった木の根や藤づるなど
何を見ても蛇に見える恐る恐るの道行になり、のんびりと
頭上のヤマザクラを探して歩くことが出来なくなりました。
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