白樺林 油絵 10号
晴れた日に桜見物に出た際に、花に誘われて公園の
奥まったところに立っている江戸彼岸の木のある場所
まで行ってみました。
淡いピンク色で小さな花弁のために、大木でありながら
人気が無く、ほとんどの人は遠目で柔らかな花の彩を
楽しんでいるだけです。
木の近くへ行き、青空にかき消されるような花を見上げて
素人ではとても花の写真は撮れないな、と話していると
傍らの相棒が、カタクリが咲いていると教えてくれました。
上ばかり見上げて歩いていると気付かなかったでしょう。
江戸彼岸の花びらが一面に散り敷いている中に、数えると
3本のカタクリが精一杯に花弁を広げていました。
昔は、片栗粉が取れるほどに、山裾には何処にでも咲いて
いた花のようですが、今では、めったに出会えない非常に
希少価値の高い山野草になってしまっています。
種を植えてから花が咲くまでには、7,8年とカキ並みに
長い年月が必要で、一度苗床を荒らしてしまうと、再び
目にする事が出来るのは何年先になるのかも判りません。
種子で増えるので、花と共に根を掘りあげてしまうと、絶滅に
なってしまうのです。
面白いことには、種子の端にはアリが好む密状のものが
備えられていて、アリに拾われて巣まで運び込んでもらう
ことによって繁殖するそうです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
晴れた日に桜見物に出た際に、花に誘われて公園の
奥まったところに立っている江戸彼岸の木のある場所
まで行ってみました。
淡いピンク色で小さな花弁のために、大木でありながら
人気が無く、ほとんどの人は遠目で柔らかな花の彩を
楽しんでいるだけです。
木の近くへ行き、青空にかき消されるような花を見上げて
素人ではとても花の写真は撮れないな、と話していると
傍らの相棒が、カタクリが咲いていると教えてくれました。
上ばかり見上げて歩いていると気付かなかったでしょう。
江戸彼岸の花びらが一面に散り敷いている中に、数えると
3本のカタクリが精一杯に花弁を広げていました。
昔は、片栗粉が取れるほどに、山裾には何処にでも咲いて
いた花のようですが、今では、めったに出会えない非常に
希少価値の高い山野草になってしまっています。
種を植えてから花が咲くまでには、7,8年とカキ並みに
長い年月が必要で、一度苗床を荒らしてしまうと、再び
目にする事が出来るのは何年先になるのかも判りません。
種子で増えるので、花と共に根を掘りあげてしまうと、絶滅に
なってしまうのです。
面白いことには、種子の端にはアリが好む密状のものが
備えられていて、アリに拾われて巣まで運び込んでもらう
ことによって繁殖するそうです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
安全と安心の非常持出袋の準備は?
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