赤いアステイルベの花 油絵 10号
豚インフルエンザで人と物の移動にも影響が出ています。
一番の影響は、やはり「豚さん」でしょう。
世界一の豚肉の消費国中国やロシアは早々に輸入を
禁止しました。
日本では、輸入肉は生産工場で安全性に備えて厳密に
消毒されており、料理する時に過熱されるので安全だと
野田消費者行政担当相が強調しています。
メキシコ産の豚肉は使っていません、国産豚を使用して
居ますとかの不必要な表示をしたり、或いはメキシコ産の
豚肉を使用した豚テキをメニュウから外しますとわざわざ
公表する松屋フーズなどの行為は、消費者を惑わす行為に
他ならず、風評を生むことにつながるため取るべき行為では
ないことは誰の目にも明らかでしょう。
日本では豚肉の消費量160万トンほどのうち、約半分を
輸入が占めています。
このうち約7割が、アメリカ、カナダ、メキシコ産です。
豚インフルエンザの感染が広がっているこれら3国から
輸入を停止すれば、肉類を中心に日本の食材のバランスに
非常に大きな打撃を与えることになります。
人類にとって、重要な食材としての「豚」への過剰な影響を
避けるために、新型インフルエンザと呼び名を変えました。
昨年度で、メキシコからはFTA協定(自由貿易協定)の
締結後のため、大幅に輸入量が増えたとはいえ5万トン
程度ですから、停止となっても量的には大きな影響は
ないでしょう。
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