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2009年5月29日金曜日

ベビーブーム

船上の人々  複製画  10号





森や林は若葉で萌たち、野原には草花が咲き誇る初夏は

生命の力を感じさせる時期です。

植物だけでなく、動物界も新しい命の誕生で沸き返って

いるようです。

商店街の電線には巣立ちしたばかりの子ツバメが止まり

独り立ちに備えて飛ぶ練習をしています。

屋根では巣立ちしたばかりの子スズメが、親に食べ物を

ねだって鳴き叫んでいて、小さな体の何処からあのような

大きな、高い声が出てくるのかと思うほどです。

山裾の公園の芝生の上を子ツバメが2~3羽、ある時は

数羽ほどが、元気に戯れながら飛び交って、飛ぶことの

うれしさを楽しんでいる様子を見ながら森へ入りました。

一週間ほど前には近くの神社の参道で30cmほどの

茶色の紐のような子ヘビが足元を這っていました。

子ヘビの可愛らしさに大のヘビ嫌いであるにも拘わらず

1m余り前を必死に進む後について歩を進めました。

子ヘビも疲れたのか、逃げ方が間違っているのに気付い

たのか、やがて右に向きを変えて石積みの溝に飛び

込んで身を隠してしまいました。

昨日は特異日で、森の中を歩いていた時に空き地に建つ

物置小屋の前でうろうろしている子狸を見かけました。

気付かれぬよう直ぐに立ち止まって観察する間もなく

小屋の下に潜り込んでしまいました。

森の少し奥では今度は道を横切るウリ坊に出会いました。

毛の色模様も未だはっきりしていない小さな子供で

このときも足を止めて、じっとして様子を見ていましたが

心配した親イノシシは顔を出さず仕舞いでホッとしました。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?






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