森や林は若葉で萌たち、野原には草花が咲き誇る初夏は
生命の力を感じさせる時期です。
植物だけでなく、動物界も新しい命の誕生で沸き返って
いるようです。
商店街の電線には巣立ちしたばかりの子ツバメが止まり
独り立ちに備えて飛ぶ練習をしています。
屋根では巣立ちしたばかりの子スズメが、親に食べ物を
ねだって鳴き叫んでいて、小さな体の何処からあのような
大きな、高い声が出てくるのかと思うほどです。
山裾の公園の芝生の上を子ツバメが2~3羽、ある時は
数羽ほどが、元気に戯れながら飛び交って、飛ぶことの
うれしさを楽しんでいる様子を見ながら森へ入りました。
一週間ほど前には近くの神社の参道で30cmほどの
茶色の紐のような子ヘビが足元を這っていました。
子ヘビの可愛らしさに大のヘビ嫌いであるにも拘わらず
1m余り前を必死に進む後について歩を進めました。
子ヘビも疲れたのか、逃げ方が間違っているのに気付い
たのか、やがて右に向きを変えて石積みの溝に飛び
込んで身を隠してしまいました。
昨日は特異日で、森の中を歩いていた時に空き地に建つ
物置小屋の前でうろうろしている子狸を見かけました。
気付かれぬよう直ぐに立ち止まって観察する間もなく
小屋の下に潜り込んでしまいました。
森の少し奥では今度は道を横切るウリ坊に出会いました。
毛の色模様も未だはっきりしていない小さな子供で
このときも足を止めて、じっとして様子を見ていましたが
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