楼蘭の月 油絵 10号
初夏の陽射しが戻ってきて、林や公園の芝生には、多くの
種類の小鳥達の声が聞こえたり姿を見る機会が増えました。
やはり圧倒的に声がよく通って、なじみがあるのがウグイスの
鳴き声です。
夜が明けるとカラスに負けずに、早起きで鳴きだすのが
ウグイスです。
それだけ縄張りを守ることに必死にならないほど、可愛い
彼女が居るのでしょう。
先日まで、夕方通りかかると公園の木が多い一角に集まって
渡りの準備をしていたツグミの群れを見かけなくなりました。
北の国へ帰ってしまったのでしょう。
ところが4月の末に、芝生の彼方にツグミが居るのを見かけ
気をつけて周囲を探していると、直ぐ近くからケケーと警戒音を
発してツグミが1羽飛立ち、少し先の木の葉陰に隠れました。
少数ながら、未だ、帰らない者も居るようで、或いはグループの
出発に置けれてしまったのかも知れません。
渡りの時期を知る時計を備えているようですが、ゼンマイを
巻き忘れたのんびり屋が居ても良いでしょう。
涼しい森の中で晩秋まで半年遊んでいれば良いではないか。
一方、ムクドリはわが世の天下とばかり、傍若無人に芝生や
畑に集団でやって来て賑やかに騒いでいます。
ヒヨドリに追い掛け回されているところを見かけたことも
ありますが、騒々しいヒヨドリとっても、ムクドリのうるささが
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