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2009年5月26日火曜日

垣根のバラの花

ブダガヤの大塔  油絵  10号



5月に入って、車窓からも、散歩の道すがらでも非常に

多くの種類のバラを目にする時節になりました

バラ園などに行くと数十種類はあるかと思えるほどの

多種多様な色や花の形を備えたバラに出会えますが

とても名前まで覚えられるものではありません。

しかし、愛好家の人にとっては、個々の花が備えている

形状や名前から系統付けて鑑賞を楽しんでいるようです。

バラの花の歴史は化石時代に遡るほど古いそうですが

現代のバラは山の茂みや野原に生えているノイバラや

北海道の原野で広く見られるハマナスなどが直接の

祖先に当るようで、古くから改良され育成されたものに

近代の園芸品種が、更に交配されるなどして100種を

遙かに超える数が一般化しているそうです。

八重咲きの多彩の色を備えたバラの花を見慣れてしまって

いる中で、赤いつるバラがフェンスを這っている中に

一重の赤いバラの花が一株混ざっていました。

薄っぺらな感じのする花びらの付け根近くは薄いピンク

か白い色になっています。

赤いバラの列の中で、埋もれてしまっているような姿で

咲いていましたが、反って非常に印象深い花でした。

後で思い出したのが、ハマナスもバラの仲間であり、

先祖に連なっていることでした。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?






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