ブダガヤの大塔 油絵 10号
5月に入って、車窓からも、散歩の道すがらでも非常に
多くの種類のバラを目にする時節になりました
バラ園などに行くと数十種類はあるかと思えるほどの
多種多様な色や花の形を備えたバラに出会えますが
とても名前まで覚えられるものではありません。
しかし、愛好家の人にとっては、個々の花が備えている
形状や名前から系統付けて鑑賞を楽しんでいるようです。
バラの花の歴史は化石時代に遡るほど古いそうですが
現代のバラは山の茂みや野原に生えているノイバラや
北海道の原野で広く見られるハマナスなどが直接の
祖先に当るようで、古くから改良され育成されたものに
近代の園芸品種が、更に交配されるなどして100種を
遙かに超える数が一般化しているそうです。
八重咲きの多彩の色を備えたバラの花を見慣れてしまって
いる中で、赤いつるバラがフェンスを這っている中に
一重の赤いバラの花が一株混ざっていました。
薄っぺらな感じのする花びらの付け根近くは薄いピンク
か白い色になっています。
赤いバラの列の中で、埋もれてしまっているような姿で
咲いていましたが、反って非常に印象深い花でした。
後で思い出したのが、ハマナスもバラの仲間であり、
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