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2009年5月17日日曜日

広がるインフルエンザ

カンバスと静物  油絵  10号





5月に入って半月ほどの間で、アメリカでは患者数が

爆発的に増えて、一日に300人もの感染者が出ており

12日には3000人を超えてしまいました。

WHOの記者会見でも、既に水際での阻止だけでは無理が

あるので、世界的なレベルでの感染の拡大状態を表す

パンデミックに備えた行動に移るべきだと指示をしています。

学校だけでなく通勤電車の中で、スーパーマーケットで、

また日常的な生活の場で感染する可能性が高まって

来ているのです。

頼りのタミフルが持っている抗ウィルスの効力も、季節性の

インフルエンザが既に耐性を備えて来ているので、新型

インフルエンザが耐性を持ってしまう可能性が高く、安心

できない状況です。

WHOでは、ぜんそくや糖尿病の症状のある人が感染した

時の治療のマニュアルを作成中であることや、世界の

国に発送しているウィルスの株を用いて、一国も早く

ワクチンを開発して製造するように促しています。

しかし、製造には早くても半年が必要なことや、日本が

世界ではワクチン製造能力では後進国であり、とても

必要とされる良を短期間で準備できない以上、個人個人が

自分の身は自分で守るしかない自衛に徹するしか、

残念ながら路は残されていないようです。

このような環境で、もし、もっと恐ろしい鳥インフルエンザが

発生したら、一体どのようになるのでしょうかね。

17日には遂に X Day がやってきました。

神戸と大阪で、高校生を中心に一気に17名もの感染者が

確認されました。

恐れていたことが戸口までやってきたのです。

 「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
 
 健康と安心のメタボへの備えは?








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